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大陸委、聖火ルートで再交渉の用意


ニュース 政治 作成日:2007年6月5日_記事番号:T00000925

大陸委、聖火ルートで再交渉の用意

 行政院大陸委員会の陳明通主任委員は4日、香港で中国の華僑向け通信社「中国通信社」の取材を受け、来年の北京五輪の聖火の台湾経由ルートについて再交渉を希望しており、北京による代替案提示を待っていることを明らかにした。

 陳主任委員は、「五輪参加はわれわれの権利であり、北京五輪には参加する」と強調した。北京五輪組織委員会は4月、ベトナム・ホーチミン市から台湾に入り、香港に抜け、マカオ経由で中国に入る聖火リレーのルートを発表したが、台湾政府は「台湾を矮小化するもので、受け入れられない」と反発していた。

 中台の五輪委による話し合いでは、今年3月時点で聖火ルートにマカオが含まれていなかった。陳主任委員は「マカオは国際オリンピック委員会(IOC)に加盟しておらず、聖火がマカオを経由するということは、台湾の後は中国の国内ルートになる」と反発。中華台北オリンピック委員会を「中国台北」と呼称することも受け入れられないとした。