ニュース 電子 作成日:2020年10月8日_記事番号:T00092517
8日付電子時報によると、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は顧客からの受注増で7、5ナノメートル製造プロセスがフル稼働となり、生産能力を引き上げるようだ。今年の設備投資額を約5%上方修正する可能性が高いとみられている。事実となれば今年3度目の上方修正となる。

7ナノプロセスの月産能力は13万枚に達し、年末にさらに14万枚まで引き上げるようだ。5ナノプロセスは5万枚から徐々に引き上げており、来年上半期の目標を10万5,000枚へと当初の8万~9万枚から上方修正したとみられる。
TSMCは、アップルのタブレット端末「iPad Air」新機種、新スマートフォンiPhone12向けと、年末にリリース予定のパソコンMac用のプロセッサー「アップルシリコン」に5ナノプロセスの生産能力の大半を充てているようだ。
また、▽アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)▽聯発科技(メディアテック)──などもTSMCの7、5ナノプロセスを採用しており、来年半ばまでフル稼働が続くと予想されている。
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