ニュース 電子 作成日:2020年10月8日_記事番号:T00092519
受動部品最大手、国巨(ヤゲオ)が7日発表した9月連結売上高は76億6,000万台湾元(約280億円)で前月比5%増、前年同月の2.18倍に増加し、過去2年で最高だった。最終製品の需要が安定していること、米ケメットの買収が完了し、連結対象となったことなどが要因だ。8日付経済日報が報じた。
第3四半期の連結売上高は219億7,000万元で、前期比63.1%増、前年同期の2.13倍に増加し、過去2番目の高水準だった。第1~3四半期の累計は前年同期比45.3%増の454億5,400万元で、既に前年通年の売上高を超えた。
ヤゲオは第4四半期について、新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)が収束しておらず、貿易摩擦も懸念されるものの、同社の生産能力の利用率は上昇していると指摘した。積層セラミックコンデンサー(MLCC)の生産能力利用率は8割、チップ抵抗器は7割に上昇した。また、完成品の在庫日数は60日まで低下している。
ウォルシン、50%増収
同業の華新科技(ウォルシン・テクノロジー)の9月の連結売上高は35億6,000万元、前月比4.5%増、前年同月比50.3%増となり、過去1年10カ月で最高だった。1~9月では254億7,000万元で前年同期比8.7%増だった。
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