ニュース その他製造 作成日:2020年10月8日_記事番号:T00092526
台湾国際造船(台船、CSBC)は今後、コンテナ船の受注を一時停止し、軍艦や風力発電所向け船舶、特殊船舶、作業船の建造に注力する。今年末に着工する潜水艦プロトタイプを含め軍艦29隻を受注している。8日付工商時報が報じた。
台船の曽国正総経理は、現時点で受注しているコンテナ船は陽明海運(ヤンミン・マリン・トランスポート)向けの6隻のみと説明した。コンテナ船の船価は低下しており、受注すれば損失が生じるほどで、利益が出る場合以外は受注を停止すると語った。
陽明海運から受注しているコンテナ船は来年5月に全て建造が完了する見通しだ。
台船はこれまで、商業用船舶の建造を米ドル建てで受注している。商船の受注急減、台湾元高に伴い、1~8月税引き前損失は7億8,000万台湾元(約29億円)に上った。
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