ニュース 電子 作成日:2020年10月14日_記事番号:T00092596
ノートパソコン受託生産メーカーは第3四半期も、台湾元高による為替差損で打撃を受けそうだ。証券会社は、出荷増を受け、第3四半期売上高は前年同期を大幅に上回るものの、台湾元高により増益幅は縮小すると予測した。14日付工商時報が報じた。

広達電脳(クアンタ・コンピューター)は、第2四半期の為替差損が11億600万台湾元(約40億5,000万円)、上半期累計の為替差損は6億8,000万元だった。
仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)の上半期の為替差損は2億9,600万元だった。英業達(インベンテック)の上半期の為替差損は4億8,400万元だった。
一方、緯創資通(ウィストロン)は第1、第2四半期ともに為替差益を計上した。和碩聯合科技(ペガトロン)は第2四半期の為替差損が2,100万元だったが、第1四半期に為替差益6億3,200万元を計上しており、上半期累計では為替差益が6億元以上だった。
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