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CSC、11月5%値上げ【図】/台湾


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2020年10月14日_記事番号:T00092599

CSC、11月5%値上げ【図】/台湾

 鉄鋼最大手、中国鋼鉄(CSC)は13日、11月の域内販売価格を発表し、1トン当たり1,000~1,200台湾元(約3,700~4,400円)、平均5.02%引き上げた。5カ月連続の値上げで、今年最大の上げ幅だった。14日付工商時報が報じた。

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 ▽熱延(一般用)▽冷延(一般用)▽電磁鋼コイル──は1トン当たり1,200元引き上げた。熱延鋼板は1,100元、熱延(再圧延用)と溶融亜鉛めっき鋼コイル(建材、焼き付け塗装用)は1,000元引き上げた。

 劉敏雄業務副総経理は、10月から翌月の価格を発表するよう変更したため、9月に価格発表を行っておらず、この間に熱延の域内流通価格が1トン当たり1万8,000元前後まで上昇したと指摘した。

 CSCは、域内の川下産業の建設や自転車、バイク、自動車などの販売量が大幅に増加し、第4四半期の受注見通しが好転していると説明した。また、主要鉄鋼メーカーの増産により原材料の石炭・鉄鉱石の需要が拡大し、鉄鋼価格を下支えしていると指摘した。