ニュース 医薬 作成日:2020年10月14日_記事番号:T00092604
宏達国際電子(HTC)傘下の健康医療事業部「DeepQ」は13日、同社が出資する国のバーチャルリアリティー(VR)スタートアップNanomeと共同開発した、新薬開発用VRプラットフォーム「Nanome」をリリースした。14日付経済日報が報じた。
Nanomeは新型コロナウイルス向けの新薬開発でも利用されている(DeepQリリースより)
VR技術により薬剤分子の複雑な構造の可視化と操作を容易にするほか、離れた場所にいる開発者同士が議論や共同作業を進めやすくし、開発を加速できるとうたう。台湾の医薬品開発チームや教育機関に採用を働き掛ける。
HTCは、新薬開発の現場では平面モニターと3次元(3D)メガネを使用して薬剤分子の構造を確認し、操作することが多いが、複雑な構造の立体的な可視化と直感的な操作は困難で、新薬開発のボトルネックになっていると指摘した。
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