iPhone12予約殺到、来年初めまで品薄感(トップニュース)/台湾


ニュース 電子 作成日:2020年10月15日

iPhone12予約殺到、来年初めまで品薄感(トップニュース)/台湾

記事番号:T00092619

 米アップル初の第5世代移動通信(5G)対応スマートフォンiPhone12シリーズ2機種の予約受け付けが台湾の通信キャリアで14日始まり、最大手、中華電信は45分で予約が満杯となった。遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)のサイトには1万人以上が押し寄せた。8月に発売された本体価格1万台湾元(約3万6,600円)前後の5G対応アンドロイドOS(基本ソフト)搭載スマホはユーザーの購買意欲をあまり刺激できなかったが、iPhone12シリーズ一部機種は来年初めまで品薄感が続く見込みで、5Gブームが本格化しそうだ。15日付工商時報などが報じた。

/date/2020/10/15/00iphone_2.jpg搭載プロセッサー「A14」を受託生産するファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)をはじめ、主な台湾のアップル関連株は14日株価が下落した(中央社)

 iPhone12とiPhone12プロは、アップルの公式サイトの予約受け付け開始は16日午後8時、発売は23日だ。本体価格は2万6,900元から。iPhone12ミニとiPhone12プロマックスは11月6日予約受け付け開始、13日発売だ。本体価格は2万3,900元から。

 通信キャリア大手3社の初回の入荷は各10万台、合計30万台とみられている。23日の発売初日に届くのは2万5,000台で、10月末まででも10万~20万台に限られるようだ。

 市場の観測によると、アップルの台湾市場向け供給はiPhone12が70~80%で、iPhone12プロの供給台数は限られる。人気のパシフィックブルーの品薄は年内、または来年初めまで続く見通しだ。

 ある販売店は、台湾市場の8月の携帯電話販売台数は46万3,500台にとどまり、9月は40万台前後の予測だが、iPhone12シリーズの人気で10月は今年最高を記録すると予想した。来年2月まで購買意欲が続くと見込む。

 通信キャリアは、旧機種のiPhone6/6s/7/8/X(テン)/XS/XRなどから100万台規模の買い替えが進み、過去4~5年で最大規模になると予想した。

 中華電信行動通信分公司の陳明仕総経理は、iPhone12はアップル初の5G対応機種で、価格が手ごろな上、通信業界で2年ほど前に打ち出した月額499元の4Gデータ通信使い放題プランの契約期間満了が近いことも追い風だと語った。iPhone12とセットの通信料金は近く発表する予定だ。

ブルーが人気

 中華電信は14日午後3時に予約受け付けを開始した。予約の65%がiPhone12で、128ギガバイト(GB)モデルが最も多く、カラーはブルーとブラックが人気だった。

 遠伝は14日午前11時から予約受け付けを開始し、前年同期の4倍の申し込みがあった。ハイエンド機種のiPhone12プロが50%以上で、256GBモデルが65%近く、カラーはパシフィックブルーが70%以上で、グラファイト、ゴールドと続いた。

 台湾大哥大(台湾モバイル)は16日午後8時に予約受け付けを開始する。

 中堅キャリアの台湾之星電信(台湾スターテレコム)は予約台数が前年同期より37%多く、iPhone12プロのパシフィックブルーが人気だった。亜太電信(アジア・パシフィック・テレコム)も14日午後に予約受け付けを開始した。