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上海日月光、来年上海A株市場に上場か


ニュース 電子 作成日:2008年8月1日_記事番号:T00009262

上海日月光、来年上海A株市場に上場か

 
 1日付経済日報がロイターの報道として報じたところによると、半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)世界最大手の日月光半導体(ASE)は、31日付の中国経済紙上で「日月光半導体(上海)を上海A株市場に上場させる予定で、現在長城証券の指導を受けている」ことを明らかにした。日月光幹部の発言で、上場は来年を目標にすると報じられている。上場が実現すれば日月光は、中国で上場する台湾企業としては売上規模が最大になるとみられる。

 日月光幹部は、「上海A株市場での株式公開(IPO)は当社にとって中国事業の規模拡大、従業員流動率の低減、今後の資金調達に有益」と語ったという。

 兆豊証券経済研究本部の黄国偉協理は、「同社が向こう(中国)で資金調達を行うのは理にかなっている。今後はさらに多くの域内半導体企業が台湾に投資を行うようになる」との見通しを示した。

 日月光富蘭徳林事業群の劉芳栄総経理によると、中国証券監督管理委員会(証監会)の規定では、中国で上場を計画する企業は、まず地方の証監会に計画案を申請し、3カ月間同局の指導を受けた後、再び証監会に上場申請を行うという手順となっている。
 
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