ニュース 政治 作成日:2020年10月15日_記事番号:T00092627
台湾国防部は中国の軍事的脅威が高まっていることに対応し、馬祖列島の東引島(連江県)にミサイル基地の増設を計画しているもようだ。15日付蘋果日報が伝えた。
国防部はこのほど、東引島に「連江県東引第161軍事管制区」を設定し、建築制限範囲を発表。空軍も4億台湾元(約14億7,000万円)の経費で工事発注を行うと公告した。国防部は公式には明らかにしていないが、軍消息筋によれば、東引島にミサイル基地を増設することが目的とされる。
軍事専門家は中国本土に近い東引島にミサイル基地を建設すれば、台湾による防衛範囲を300キロメートル広げることが可能になる。配備されるミサイルとしては、天弓3型地対地ミサイル、雄風3型陸地攻撃用ミサイル(射程400キロメートル)、雄風2型E巡航ミサイル(同1,000キロメートル)などが想定され、広州、上海、南京などの沿岸都市や中国軍の東部戦区の重要軍事施設が射程圏内に入る。
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