ニュース 自動車・二輪車 作成日:2020年10月15日_記事番号:T00092631
電動バイク最大手の睿能創意(Gogoro台湾)の企業秘密を流出し、営業秘密法違反の疑いがあるとして新竹地方検察署(地検)は13日、元従業員、林松慶容疑者が設立した湛積(LSCエコシステム)のエンジニアら10人に事情聴取を行った。15日付聯合報などが報じた。
検察の調べによると、Gogoroのエンジニア部門で幹部を務めていた林容疑者は昨年6月に離職し、7月に電動バイクの研究開発(R&D)を手掛ける湛積を設立。当初の資本金は100万元だったが、製品設計とR&Dに関する能力の高さが評価され、多額の出資を獲得。現在の資本金は3億元を超えている。
林容疑者の引き抜きによって、昨年10月以降Gogoroのエンジニアが相次いで離職した。一部の元従業員がGogoroから動力システムの設計資料を持ち出したとみられる。湛積が開発した動力システムはGogoroのシステムと似ているという。
湛積は14日、Gogoroから転職した従業員が在籍するが、知的財産権を侵害していないとの認識を示した。
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