ニュース 電子 作成日:2020年10月19日_記事番号:T00092678
サプライチェーン関係者の情報によると、台湾の金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)メーカー各社は来年第1四半期にオファー価格を1割引き上げるようだ。新型コロナウイルス感染拡大に伴うテレワーク(リモートワーク、在宅勤務)やオンライン授業の増加で高まっているデスクトップパソコン、ノートPC、タブレット型端末向けの需要が来年第1四半期も続く見通しのほか、ファウンドリーの8インチウエハー工場の供給逼迫(ひっぱく)に伴うコスト増に対応するためとみられる。19日付工商時報が報じた。
MOSFETメーカーの▽大中積体電路(シノパワー・セミコンダクター)▽杰力科技(エクセライアンスMOS)▽尼克森微電子(ニコ・セミコンダクター)▽富鼎先進電子(APEC)──などは業績が拡大する見通しだ。
消費者向けPC、サーバー向けMOSFETは台湾と中国のメーカーが供給しており、大手IDM(垂直統合型の半導体メーカー)の撤退により供給がさらに逼迫している。サプライチェーン関係者によると、中国メーカーはファウンドリーの8インチ工場の生産能力不足を受け、第4四半期に10~20%の値上げを実施しており、台湾メーカーも追随するとみられる。
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