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宝くじ3億元当選男性、密かに花嫁探し


ニュース 社会 作成日:2008年8月4日_記事番号:T00009269

宝くじ3億元当選男性、密かに花嫁探し

 
 昨年12月に大楽透(1から49までの中から6つの番号を選ぶロトくじ)の1等、3億2,000万台湾元(約11億2,000万円)を当てた台中市在住の独身男性(23)が、結婚相手を探している。男性は賞金のうち2,600万元を寄付した後、仕事を辞めずに現在も月給3万元のサラリーマンを続けているという。

 宝くじ発行会社、台湾彩券の黄志宜総経理は1日、この男性の父母から「金融業界で、息子の嫁を世話してくれないか」と依頼されていることを明らかにした。

 親孝行なこの男性は、当選後両親に2,000万元の年金保険をプレゼント。両親はまだ女性と交際したことのない息子は、理財に長けた良妻を娶ることができればと思案。そこで、これまで金融業界で24組ものカップルをまとめたという黄総経理に白羽の矢を当てたというわけだった。

 黄総経理は男性に「台中市にある中国信託銀行(CTB)の支店を一行ずつ回ってみなさい。気に入った女性行員がいたら、私が縁結びをしてあげましょう」とアドバイス。男性はその言葉に従い、中信銀を数カ所の支店を回り理財セクションの女性行員と話をしたが、まだ好感を持つ相手には巡り合っていないらしい。

 なお、当たりくじを出した売り場の店主によると、男性は身長170~175センチ、中肉中背で短髪、色黒の男前。社会人になりたてといった感じの真面目な明るいタイプで、付近の工業区で働くエンジニアの可能性もあるという。毎回必ず500元ずつ買って帰っていたが、1等当選以降は二度と姿を見せなくなったそうだ。