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「中華郵政」、台湾郵政から再変更


ニュース 社会 作成日:2008年8月4日_記事番号:T00009270

「中華郵政」、台湾郵政から再変更

 
 台湾郵政は1日、社名を従来の「中華郵政」に戻すことを董事会で決定し、4日から実施となった。陳水扁前政権による脱中国化政策で2007年2月に「台湾郵政」に名称を変更されていたものの、中華民国支持路線の馬英九政権の誕生により旧名が復活することとなった。名称の再変更による経費は800万台湾元(約2,800万円)とされる。2日付自由時報が報じた。

 「中華郵政」への名称再変更に伴い、今月発行の切手から、「中華民国郵票」という表記も復活することになった。「台湾郵政」時代は「台湾 TAIWAN」という表記が
用いられていた。

 「中華郵政」の名称復活について民進党の柯建銘立法院党団書記は、「イデオロギーありきの手法だ。馬総統が今やるべきことはインフレ対策や過度の対中傾斜の修正であって、政権運営がうまくいっていない現状から目をそらそうと、大中国主義の国民党支持層に機嫌をとるべきではない」と批判した。