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エルステッド洋上風力発電、興達海洋への発注大幅削減か/台湾


ニュース 公益 作成日:2020年10月20日_記事番号:T00092709

エルステッド洋上風力発電、興達海洋への発注大幅削減か/台湾

 洋上(オフショア)風力発電大手のデンマーク企業、エルステッドが彰化県沖で開発中の洋上風力発電所「大彰化東南」と「大彰化西南」で海底基礎構造物の溶接部に亀裂が生じている問題で、同構造物の設置を委託する中国鋼鉄(CSC)傘下の興達海洋基礎への発注量が当初の56基から18基へ大幅に削減されたとの観測が伝えられている。20日付工商時報が報じた。

 興達海洋基礎が設置する海底基礎構造物の防蝕塗装工事を請け負う、台湾国際造船(台船、CSBC)傘下の台船防蝕科技(CSBCコーティングソリューションズ)によると、同社は当初、2021年末を納期として海底基礎構造物56基全ての防蝕塗装を依頼されていたが、3カ月前に36基に削減され、さらに先週、18基まで減らすとの通知を興達海洋基礎から受けたという。

 これに関連してCSCは、エルステッドから興達海洋基礎への海底基礎工事発注量は現時点で削減されていないと強調。防蝕塗装工事の委託先が変更になっただけと説明した。

 興達海洋基礎は当初、今年3~8月末に海底基礎構造物4基の設置を終える予定だったが、現時点で1基も完成していない。同社への発注削減が事実の場合、サプライチェーン全体が大きな打撃を受ける。