ニュース 政治 作成日:2020年10月20日_記事番号:T00092710
台湾の駐フィジー代表処が今月8日に現地で開いた双十節(建国記念日、10月10日)パーティーで、中国の外交官2人が会場で招待客の写真を撮ろうとしたため、台湾側職員がそれを阻止しようとしたところ、中国の外交官に暴行を受けていたことが分かった。暴行を受けた台湾側職員は脳震盪を起こし、病院に搬送されたという。20日付蘋果日報が伝えた。
呉釗燮外交部長は20日、中国政府の外交スタイルは世界の反感を買っていると批判した(20日=中央社)
事件の経緯は現地メディア「アジア・パシフィック・リポート」が19日に報じたことで明るみに出た。
台湾外交部は19日、「既に負傷した代表処職員を慰問した。フィジーの外務省と警察に証拠を提出し、事実関係を整理して告訴を検討するよう代表処に指示した」と説明した。
中国側は台湾側による抗議を無視し、現地警察には台湾側から攻撃を受けたと通報。在フィジー中国大使館は、台湾側の挑発で中国の外交官1人が負傷したとし、全く異なる主張を行っている。
中国外交部の趙立堅報道官は「台湾はフィジーにはいわゆる外交官はいない。報道内容は事実と食い違っており、台湾側は盗人が他人を盗人呼ばわりしている」などと述べた。
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