ニュース 社会 作成日:2020年10月20日_記事番号:T00092712
台北市内にあるアダルトグッズチェーンの「無人店」は店員が全く常駐せず、未成年に入店や商品購入をさせないための対策がほぼ講じられておらず、問題となっている。
このアダルトグッズ販売業者は、台北市内に9店舗を展開し、そのうち4店舗にスマートシステムを導入して無人化している。無人店では、店舗脇の掲示板に表示されたQRコードをスマートフォンでスキャンすれば、4つの数字から成るパスワードが提供され、これを入り口ドアに設置されたキーバッドで打ち込めば、ドアのロックが解除され入店できるという仕組みとなっている。
店内には格子状に区切られた棚が設置され、各区画に商品が陳列されており、自動販売機のように装置のインターフェース上で購入したい商品を選択し、代金を投入すれば棚から商品が取り出せる。
入り口や店内には、18歳未満の入店や商品購入は法律違反に当たるため厳禁とするとの張り紙が掲示されているが、18歳以上かどうかを判別する仕組みはなく、実質的にスマホさえあれば誰でも入店、購入が可能だ。
洪健益台北市議(民進党)の実地調査で、入り口のロックを解除するためのパスワードは4店舗全てで同じ「1688」しか使用されていないことが分かった。業者が本気で未成年を入店させないよう対策を講じる気があるとは思えないありさまだ。
洪市議は市議会で、新北市ではアダルトグッズ店に対し、大規模な調査を実施しているが、台北市では全く行われていないと指摘。「児童および少年福利・権益保障法(児少法)」が形骸化していると厳しく批判した。
これに対し、台北市政府社会局の周榆修局長は、早急に処分すると回答。特に18歳未満を判別する仕組みがないことについては強く改善を求めると強調した。
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