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情報工作関与の元軍人3人、中国のスパイ容疑/台湾


ニュース 政治 作成日:2020年10月21日_記事番号:T00092727

情報工作関与の元軍人3人、中国のスパイ容疑/台湾

 台湾軍で情報・通信・電子作戦業務に関与したことがある国防部軍事情報局5処の元軍人3人が退役後に中国国家安全部に取り込まれ、台湾でスパイ組織を構築し、中国側に情報提供を行っていた疑いが強まり、台北地方検察署(地検)は20日、3人から事情聴取を行い、自宅を家宅捜索した。証人4人からも事情を聴いた。検察は国家情報工作法、国家安全法違反の疑いで捜査を進める方針だ。21日付自由時報が伝えた。

/date/2020/10/21/17spy_2.jpg岳容疑者(中)。岳容疑者と周容疑者は21日未明、保釈金15万台湾元(約55万円)で保釈された(20日=中央社)

 事情聴取を受けたのは、国防部軍事情報局5処元処長の岳志忠容疑者(元少将)、張超然容疑者、周天慈容疑者(いずれも元上校=大佐に相当)で、2013年から18年にかけ訪中し、中国側に情報を提供していた疑いが持たれている。訪中回数は岳容疑者が7回、張容疑者が2回、周容疑者が1回だった。

 台北地検に出頭した張容疑者は「自分は台湾5処で最初の特務、名のある大特務だ。天安門事件の際には一人で大陸にいた。自分は国家に派遣されて大陸で働いていた」などと話し、中国に取り込まれたのかとの問いには、「取り込まれるなんてとんでもない」と反論したという。