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馬総統、齋藤新所長に漁業権交渉再開を提案


ニュース 政治 作成日:2008年8月4日_記事番号:T00009273

馬総統、齋藤新所長に漁業権交渉再開を提案

 
 馬英九総統は1日、先月下旬に着任した齋藤正樹交流協会台北事務所長と会談し、2005年以来途絶えている、尖閣諸島海域での漁業権交渉の再開を求めた。

 馬総統は、「日台両政府の信頼関係の下、双方が受け入れ可能な解決策を探れることができれば、聯合号沈没事件のような問題が再び起きる可能性は低い」と指摘した。

 遊漁船・聯合号の沈没事件当時、福田首相が平和的かつ冷静に対応しようと呼び掛けたことについて馬総統は、「私も福田首相の考えに賛同する声明を直ちに発表した」と発言し、現時点で振り返って見て、「双方の政府上層部の信頼関係が鍵だった」という感想を語った。 

 馬総統は日中関係の現状について、「軍艦の相互訪問や、東海(東シナ海)でのガス田共同開発合意など、戦後60年このような成果は見たことがなかった。東アジアの平和に長期的なプラス効果をもたらすだろう」と高く評価した。