ニュース 電子 作成日:2020年10月27日_記事番号:T00092815
通信キャリア大手の台湾大哥大(台湾モバイル)は26日、高齢者見守りシステム「マイエンジェル科技照護」と、道に迷うリスクの高い高齢者の安全を守るための腕時計型端末「マイエンジェル御守錶」を発表した。来年末までにユーザー数1万人を目指す。27日付経済日報などが報じた。
台湾大哥大の林之晨総経理(左)は、高齢者向けソリューションで、若者の負担を軽減すると語った(26日=中央社)
マイエンジェル御守錶は、端末を装着した高齢者の現在地を屋内、屋外にかかわらず把握できる。設定した範囲外に出た場合、家族に通知が届き、行方が分からなくなるリスクを減らす。高齢者が緊急事態に遭遇した際、端末のボタンを押せば、家族に救助要請と現在地が通知され、速やかに助けに向かうことができる。電子機器受託生産サービス(EMS)最大手、鴻海精密工業が受託生産する。
台湾大哥大の月額199台湾元(約730円)の通信プラン30カ月契約で、マイエンジェルサービスは月額149元と50元引きに、マイエンジェル御守錶(本体価格3,990元)は無料になる。
この他に台湾大哥大は、同社のインスタントメッセージ(IM)用アプリケーション「M+ Messenger」を通じ、行方不明となった高齢者の捜索協力を各地のボランティアに求める「愛協尋」サービスも開始した。
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