ニュース 電子 作成日:2020年10月28日_記事番号:T00092842
金属筐体(きょうたい)大手の可成科技(キャッチャー・テクノロジー)が27日発表した第3四半期の純利益は5億6,900万台湾元(約20億8,000万円)で前期比79.4%減、前年同期比83.3%減だった。台湾元高を受け、為替差損が24億3,000万元と、過去2番目に高かったためだ。28日付経済日報が報じた。
第3四半期連結売上高は236億6,800万元で前期比5%増、前年同期比14.9%減だった。前期比増収はノートパソコンやタブレット端末の需要が伸びたためで、前年同期比減収は前年同期に米国の顧客のスマートフォン新製品の出荷が始まっていたためだ。粗利益率は28.9%で前期比6ポイント上昇、前年同期比5.8ポイント上昇した。
同社は、今年は米国の顧客の新製品向け出荷があり、工場売却は年末に完了すると説明した。同社は、アップルのiPhone12シリーズ向けに筐体を供給している。中国江蘇省の泰州工場を年内に中国の藍思科技(レンズ・テクノロジー)に売却すると発表しており、今年はアップル向け出荷が続く見通しだ。
海外からの利益送金に対する課税は23億元で、実際の送金額は9億米ドルだった。台湾投資を拡大する可能性があるとみられている。今年の台湾の従業員は4,975人と、20%増えている。
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