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オンライン旅行大手、業績落ち込む


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年8月4日_記事番号:T00009285

オンライン旅行大手、業績落ち込む


 不景気でオンライン旅行会社の業績が落ち込んでいる。会員数が域内最大115万人を誇る易遊網(ezトラベル)は7月末、今年10月に予定していた店頭公開を中止すると発表した。同社は現在、実店舗15店を展開しているが、年初段階の拡大構想を見直し、収益の推移によっては一部の店舗の閉鎖も検討している。4日付蘋果日報が報じた。
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 同社は上半期、遠東航空(ファーイースタン・エア・トランスポート)の経営破たんに伴う2,000万台湾元(約7,000万円)の損失のほか、拠点拡大に伴うコスト増によって、上半期の赤字額は5,000万元に上る可能性がある。

 同業の雄獅旅遊網(ライオントラベル)も業績が落ち込んでおり、実店舗の忠孝店では月間売上高は6,000万元を超えるものの、利益は300万元にとどまり、粗利益率は5%にも達しない状況だ。

 一方、燦星旅遊網(スタートラベル)は親会社の燦坤3Cの店舗にカウンターを設けられるメリットを生かして現在域内で113拠点まで拡大し、オンライン旅行会社の中で実店舗化に最も成功している。