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7月の新車登録、3割減の2.3万台


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2008年8月4日_記事番号:T00009289

7月の新車登録、3割減の2.3万台


 7月の新車登録台数は、前年比29.2%減の2万3,349台で、同月としては過去22年で最低の数値となった。交通部数拠所の統計として、2日付工商時報などが報じた。
  
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 7月の新車登録台数は、市場シェアが過去最高の44%まで上昇した和泰汽車(前年比10.1%減)と中華汽車工業(前年比18.0%減)以外の大手メーカー6社が、前年同月比で3割以上のマイナスを記録した。今後2年、域内生産の新車開発計画を保留するメーカーもあるようだ。

 一方、マツダの販売代理店、マツダ台湾は、「マツダ2」(日本名・デミオ)の納車を7月から開始して335台の新車登録を獲得したことから、輸入車市場で唯一成長をみせ、シェアは3位まで上昇した。

 大きな買い物を控える習慣のある「鬼月(旧暦7月)」に当たる8月の新車登録台数は、昨年の1万7,500台をさらに下回り、1万2,000台まで落ち込むという悲観的な予測が一部メーカーから出ている。また、来年の市場も楽観できないとの見方をメルセデス・ベンツの台湾総代理店、台湾賓士(台湾ベンツ)は示している。