ニュース 社会 作成日:2020年11月2日_記事番号:T00092920
現在日本で記録的な人気を呼んでいるアニメ映画、劇場版『鬼滅の刃 無限列車編』が30日、台湾でも公開された。大勢の観客が映画館に詰め掛け、初日の興行収入は3,500万台湾元(約1億2,800万円)に到達。台湾のアニメ映画における最高記録を更新すると予想されている。
竈門炭治郎役を担当した銭欣郁(中)ら(29日=中央社)
劇場版『鬼滅の刃』は日本で10月16日に公開され、10日間で興行収入107億円を記録。『千と千尋の神隠し』(宮崎駿監督、2001年公開)が保持していた100億円達成の「最速記録」、25日を大幅に塗り替えるブームとなっている。
『鬼滅の刃』は台湾で既に原作漫画が出版されているほか、テレビアニメの中国語吹き替え版も今年2月から放映され、さらにインターネット上の動画サービスでも配信が始まったことで人気が高まった。
7月30日から始まった劇場版『鬼滅の刃』の前売り券の販売枚数は1万枚を突破。この作品への期待の高さをうかがわせた。
公開当日、一部のシネマコンプレックスでは複数のスクリーンを使って1日43~46回の上映を実現。それでもディスプレイのスケジュール表には座席が7割以上埋まっていることを示す、黄色いランプが次々と点灯した。
現在、台湾では日本語音声・中国語字幕版が上映されているが、11月6日からは中国語吹替版の上映もスタートする。公開前の28日に開催された特別上映会には吹替版で主人公、竈門炭治郎役を担当した声優(女性)、銭欣郁があいさつを行い、録音する際に少なくとも8回は泣いたというエピソードを明らかにし、「ストーリーを知っていても感動を抑えることができなかった」と作品の魅力を語った。
人気作品だけに映画館で鑑賞する際にスクリーンの映像を撮影してソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に投稿するユーザーが相次いでおり、配給会社の木棉花国際(ミューズ・コミュニケーション)は個別に警告を発していたようだが、同社は31日、フェイスブック(FB)上に、「違反者の数が多過ぎて疲れてしまった」と投稿。視聴者に映画の感想をシェアしたい場合はチケットかポスターの画像を使用するよう呼び掛けている。
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