ニュース 家電 作成日:2020年11月3日_記事番号:T00092932
先ごろ招集された臨時株主総会で経営陣交代が決まった家電大手、大同(TATUNG)は2日、臨時董事会を開き、新董事長に林文淵・東森電視(イースタン・ブロードキャスティング)董事長が就任した。総経理は選出されなかったが、林新董事長は既に候補がいるとしており、今月13日の董事会で選任される予定だ。子会社の経営陣も続々と刷新される見通しだ。3日付経済日報が伝えた。
董事長に就任した林氏(左)は、大同の定款には副董事長の職務がないが、次回の株主総会で修正し、王氏(右)と共同で会社を担いたいと述べた(2日=中央社)
林新董事長は「大同の経営権争いは過去のものとなった。新経営陣はみだりに資産を売却しない。土地開発を通じ、株主の最大利益を創出したい」と述べた。
また、臨時董事会では経営権争いに敗れた旧経営陣から林郭文艶前董事長が名誉董事長に就任することも全会一致で決まった。会社経営には直接関与しない。新経営陣の一角である王光祥・三円建設董事長は「大同はきょうから団結に向かい、手を携えて大同の看板を磨きたい」と話した。王氏は副董事長への就任に意欲を見せている。
一方、2019年に廃業した中小型液晶パネルメーカー、中華映管(CPT)の債務問題について、林新董事長は「一括して引き受け、銀行との債務交渉に臨んでいく」と述べた。
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