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群創、中型パネル生産拡大を延期か


ニュース 電子 作成日:2008年8月4日_記事番号:T00009295

群創、中型パネル生産拡大を延期か

 
 鴻海集団傘下の液晶パネルメーカー、群創光電(イノルックス・ディスプレイ)が、 中型パネルの価格下落を受けて、第5世代生産ラインの生産能力1万~2万枚分を中型パネルに充てる計画を保留するという予測がアナリストから出ている。4日付蘋果日報が報じた。

 群創によると、パネルの生産ラインは依然フル稼働状態で、第3四半期の減産予定はない。モニター向けパネル価格が下げ止まるかどうかは、8月末~9月初旬が鍵になるという予測を示した。

 同社の売上高の8割以上を占めるモニターは、第2四半期の出荷台数が従来予測の740万台を上回る800万台となり、前期比で25%成長した。市場の観測では、下半期は世界的な消費不振から需要が伸びず、群創は通年の出荷台数を従来の3,500万台から、3,290万~3,300万台、約6%の下方修正を行うとみられている。