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彩晶Q2純利益2%増、台・韓メーカーで唯一黒字


ニュース 電子 作成日:2008年8月4日_記事番号:T00009298

彩晶Q2純利益2%増、台・韓メーカーで唯一黒字

 
 パネル大手、瀚宇彩晶(ハンスター)は1日の業績説明会で、第2四半期の純利益が前期比2%増の24億600万台湾元(約84億円)になったと発表。同社は台湾、韓国のパネルメーカーで唯一、同期に黒字を計上した。周定輝総経理によると、生産ラインは依然フル稼働状態で、下半期に減産を行う予定はない。下半期の中型パネルの出荷枚数は1,000万枚に達する見通しだ。2日付経済日報などが報じた。
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 第2四半期の営業利益は前期比21%増の35億7,500万元、税引前利益は前期比12%増の32億9,100万元、粗利益率は前期比2ポイント上昇して22%となった。

 周総経理は、第2四半期の粗利益率が上昇した理由として、中型パネルの粗利益率がモニター用パネルを上回ったこと、および自社ブランドHanns G向けのパネル出荷も順調であることを挙げた。

 また、第3四半期は中型パネルの販売平均価格(ASP)は前期比10~15%減となる見通しであるものの、生産量が大きいため、コスト削減に取り組める余地があると指摘した。