ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

車のサブスク好評、和運租車1.1万元から(トップニュース)/台湾


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2020年11月6日_記事番号:T00092997

車のサブスク好評、和運租車1.1万元から(トップニュース)/台湾

 和泰汽車傘下のレンタカー・リース最大手、和運租車は、1年から利用できる月払いのサブスクリプションサービスが好評だ。月額料金は1万1,150台湾元(約4万円)から。和運租車は、新型コロナウイルス感染症の流行を受け、台湾に戻った台商(海外で事業展開する台湾系企業)が増えており、初期費用を抑え、従来のリース年数3~5年より短期間で借りられるのがメリットと指摘した。6日付経済日報などが報じた。

/date/2020/11/06/car_2.jpg

 同社は先月、インターネット上で車種の選択から、試算、前払金支払いまで完結できるようにしたところ、1週間で利用者が300人に急増した。

 サブスク料金は、台湾生産のトヨタ車のプランは月額1万1,150元から、台湾生産車と輸入車から選べるプランは1万3,800元から。レクサス「NX200」「UX200」「ES200」のプランは3万3,300元から。中古の高級車なら月額2万4,000元からで、車齢4年以下、走行距離6キロメートル以下のレクサスやメルセデス・ベンツ、BMWに乗れる。

 謝富来総経理は、通常リースは3~5年の期間中、同じ車だが、サブスクなら毎年違う車種に乗ることができると説明した。企業の幹部、外資系企業の営業用のほか、低予算でさまざまな車を体験したい自動車愛好家や、ちょっとしたぜいたくを楽しむ「小資」(プチリッチ)がターゲットと語った。

 謝総経理は、今後、和泰汽車が扱うトヨタやレクサスだけでなく、他ブランドの車種を充実させると述べた。

個人利用者、25%に拡大

 同社の保有台数は2万9,000台で、リース利用者は1万5,000人。以前は企業が中心だったが、新型コロナウイルスの影響で、個人が25%まで増加した。

【表】