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作成日：2007年6月5日_記事番号：T00000930
塩価格、20年ぶり値上げへ
台塩生技は４日、塩の出荷価格を20年ぶり値上げを検討していることを明らかにした。５日付経済日報が伝えた。
台塩は民営化後も値上げを見送ってきたが、生産過程で必要な天然ガス価格が年初来26％上昇したほか、輸送費や包装費がかさみ、生産コストは全体で40％以上増加した。
台塩によると、2004年に塩の輸入が解禁されて以降も、同社のシェアは85％を保っている。しかし、売り上げに占める比率は47％で、製品別にみて粗利益率が最も低い。
醤油大手の味全は、「市場で塩値上げの情報が流れているが、上げ幅は業界団体と台塩が協議を通じ決定すべきだ」としている。
