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台北市の高校生、4割が恋愛経験あり


ニュース 社会 作成日:2008年8月5日_記事番号:T00009300

台北市の高校生、4割が恋愛経験あり


 台北市衛生局がこのほど市内116校の中高生約5万6,000人を対象に実施したアンケート調査で、高校生(以下、専門学校生も含む)の42%、中学生の25%が「恋愛をした経験がある」と回答していることが分かった。恋愛経験の定義は、「双方が互いに好きだと認め合い、それを第三者が知っている」で、片思いは含んでいない。

 恋愛をする主な理由としては、中学生の43%、高校生の49%が、「そばにいてくれる人ができて、寂しくないから」と回答。また、中学生の22%が「恋愛で成績が落ちる」と感じているのに対し、高校生では21%が逆に「成績がアップする」と答えている。

 恋愛経験のある中高生のうち、「別れた経験がある」のは中学生で70%、高校生で81%といずれも高い割合だった。失恋した後も「別れたという事実を受け入れることができない」中学生は21%で、高校生の16%を上回っている。年齢が大きくなるほど恋愛経験も増え、成熟していくためだろう。

 この調査では、家庭の教育方針と子供の恋愛経験には関連があることも判明。親のしつけを「権威式」「放任式」「民主式」の3種類に分類したところ、中学生では「放任式」の、高校生では「権威式」の家庭の子供に恋愛経験者が多かった。

 また、親と接する時間が1日1時間未満の子供は早くから恋愛に興味を持つ傾向があるが、3時間以上の子供は恋愛経験が少ないという。子供の恋愛に反対する親は、できるだけ子供と接する時間を持ち、関心を寄せるべきなのかも。