ニュース 社会 作成日:2020年11月10日_記事番号:T00093078
彰化県田中鎮で8日に行われたマラソン大会「田中マラソン」でハーフマラソンの女性・50歳以上部門で優勝した女性が、実は息子に代走させていたことが発覚した。当然ながら、記録が取り消され、金メダルと賞品も没収されることとなった。
新型コロナウイルスの影響で、海外からの1,000人の参加が取り消されたが、例年以上の1万6,000人が参加した(8日=中央社)
米どころの田中鎮で行われる田中マラソンは、約7,000人の地域住民が開催に協力し、沿道に出てランナーに声援を送ることなどから「台湾で最も人情味あふれるマラソン大会」として域内のみならず、海外でもその名が知られている。
そんな人気の大会で今年、ハーフマラソン女子A組(50歳以上)に出場したプロランナーの女性は、当然優勝するものと考えていたが、思いがけず1秒差で準優勝に終わってしまった。
田中マラソンでは、同じコースをフルマラソン部門、ハーフマラソン部門、ウォーキング部門の男女出場者が走行/歩行し、シューズに取り付けられたチップと、スタートやコース途中、ゴール地点に設置されたセンサーによって記録が割り出され、順位が確定する。
このため、プロランナーの女性は自分に勝って優勝した人物がゴールする姿を見ていなかったようだ。そこで準優勝の女性は、自分より速いランナーがどのような走りをしていたのか確かめようと、大会主催者が公開する、ゴール地点の様子を記録した動画を確認した。するとそこには優勝者のゼッケンを付けてゴールする「短髪の若い男性」の姿が映し出されていた。
表彰式では確かに、優勝者として髪の長い50代の女性が優勝盾と賞品を受け取っていたことから、準優勝者は不正が行われていたと確信。主催者に画像を送付して事情を説明した。
これを受けて主催者が再度確認した結果、代走を立てていたことは間違いないと判断し、優勝者に説明を求めた。女性は、代わりに息子を走らせたことを認め、「優勝に興奮して、代走行為を伝えることを忘れ、表彰を受けてしまった」と釈明した。
主催者は女性からメダルと賞品を没収し、改めて表彰し直すことを決定した。不正行為を行った女性の氏名を公開した上で、1年間の出場禁止処分を科した。
最近は至ることでハイテク装置が導入されており、不正はすぐに発見される。一時の興奮で表彰台に上ってしまった女性と代走した息子には手痛い教訓になったことだろう。
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