太陽電池大手の益通光能（イートン・ソーラー）の７月の売上高は前月比14.5％増、前年同月比219.68％増の15億600万台湾元（約52億8,800万円）となった。１～７月の累計売上高は前年同期比154.66％増の70億6,000万元。５日付電子時報が報じた。
好調な業績の背景には、太陽電池用シリコンウエハー日本最大手のエム・セテックとの提携によって、大量の原料供給を確保したことがあるとみられる。証券会社によると、年初150億元としていた今年の通年予想売上高は容易に達成できる見通しだ。
昱晶能源（ジンテック・エナジー）の７月売上高は前月比10.4％増、前年同月比228％増の16億100万元、１～７月の累計売上高は前年同期比195.8％増の92億6,500万元だった。上半期の純利益は11億100万元、第２四半期粗利益率は19.6％だ。
太陽電池用シリコンウエハー最大手の緑能科技（グリーン・エナジー・テクノロジー）の７月の売上高は前月比3.85％増、前年同月比66.6％増の８億1,000万元、１～７月までの累計売上高は前年同期比132.5％の50億1,700万元となった。
