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皇翔建設が増資断念、不動産業界に資金調達難


ニュース 建設 作成日:2008年8月5日_記事番号:T00009312

皇翔建設が増資断念、不動産業界に資金調達難


 皇翔建設は4日、増資の払込期日を1カ月延期したにもかかわらず、予定額の公募にめどが立たないとして、増資計画を断念すると発表した。遠雄建設、力麒建設も公募価格引き下げで増資への参加を投資家に呼び掛けているが、順調に進むか予断を許さない状況だ。5日付工商時報が伝えた。

 馬英九政権発足後、建設関連銘柄の株価は50%近く下落し、底が見えない状況で、不動産会社の資金調達にも影響が出ている。

 遠雄建設は増資公募価格を当初の1株96台湾元(約338円)から80元へと引き下げ、払い込み期日も当初の7月16日から8月15日に延期した。

 力麒建設も増資公募価格を当初の25元から14.8元に引き下げ、払い込み期日を9月中旬まで延ばした。ただ、同社株価は4日、公募価格を割り込む14.55元で引け、増資が成功するかは微妙な状況となっている。