ニュース 社会 作成日:2020年11月13日_記事番号:T00093152
台湾のインターネットユーザーの間で最近、飲食店の宅配代行サービス(フードデリバリーサービス)やその他デリバリーサービス業者4社の配達用ボックスなどを携帯し、制服を身に着けた男性配達員の画像が拡散され、話題となっている。実はこの男性、フードデリバリーなど5社のサービスを掛け持ちしており、ネット上では月収が50万台湾元(約180万円)を超えるとのうわさも飛び交っている。
出回っている画像はフェイスブック(FB)のコミュニティーに投稿されたもので、写真の男性は、フードデリバリーサービス大手、Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達用バッグを背負ってスクーターにまたがり、座席下のヘルメット収納部に同業のfoodpanda(フードパンダ)のロゴを表示。後部キャリアには飲食以外の宅配も行うGOGOXの配達用ボックスをスクーターに乗せ、同業Lalamove(ララムーブ)の制服を着ている。
さらに、この男性は台北市と新北市の一部で病院やレストランの行列に並ぶ、光熱費の支払うといった行為を代行する「跑跑腿」のサービスも請け負っており、計5つの業者を掛け持ちしている。
月に50万元も荒稼ぎしているとのうわさもあるこの男性をメディアが取材すると、男性は高雄市出身の38歳で、これまで台南市や澎湖県で配達員として働き、今年3月に台北市に移り住んだという。最初は2社を掛け持ちしていたが、注文が途切れることがあったため、一気に5社まで増やしてみたところ、注文が取れない長い待機時間はほぼなくなったそうだ。
男性は効率的に注文を受けるため、「平均受注法」と名付けた戦術を編み出した。これは朝食、昼食、夕食、夜食の時間帯はウーバーイーツとフードパンダのアプリを、午前と午後の空き時間にGOGOX、Lalamove、跑跑腿のアプリを起動するという方法。正午から2時間は自宅での休息に充てるという。
1日に約16時間働き、60件前後の注文をこなしているそうだ。報酬が月に50万元とのうわさについては「誇張しすぎ」と語り、実際は平均して10万元程度と明らかにした。将来的にはお金を貯めて高雄に帰り、家を購入したいそうだ。
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