ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

歌林のインサイダー疑惑、検察が本格捜査へ


ニュース 家電 作成日:2008年8月5日_記事番号:T00009317

歌林のインサイダー疑惑、検察が本格捜査へ

 
 家電大手、歌林(コリン)の株価急落の背景にインサイダー取引があったされる疑惑で、台北地方検察署は4日、劉啓烈董事長や李敦仁総経理ら同社の最高幹部5人を証券交易法違反の容疑者として扱い、実態の解明に乗り出す方針を決めた。5日付経済日報が報じた。

 歌林は今年5月から6月にかけて、大株主が持ち株や転換社債を大量に処分したことで株価が90台湾元(約317円)から68元まで下落した。これについて検察では、大株主が歌林の液晶テレビ事業の提携先である米シンタックス・ブリリアン(SBC)が破たん状態に陥ったというインサイダー情報を公表前に入手したためという見方を強めている。今後の捜査によって詳しい状況を明らかにする考えだ。