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電子部品の蜜望実、太陽誘電に6.3億円出資


ニュース 電子 作成日:2008年8月5日_記事番号:T00009318

電子部品の蜜望実、太陽誘電に6.3億円出資


 蜜望実企業は4日、セラミックコンデンサーなどを生産する電子部品メーカー、太陽誘電(本社・東京台東区、神崎芳郎社長)の株式を0.49%取得したと発表した。出資比率は低いが、株式の持ち合いで提携関係を強化することが狙いだ。5日付工商時報が伝えた。

 蜜望実は太陽誘電の台湾における販売代理店で両社は密接な関係にある。蜜望実は7月4日から8月4日にかけ6億3,400万円で太陽誘電株を58万8,000株取得した。

 これに先立ち、蜜望実は太陽誘電子会社の台湾太陽誘電を引き受け先とする増資を行い、1億8,000万台湾元(約6億3,500万円)を調達した。調達資金はそのまま太陽誘電株の取得に充てた。太陽誘電の蜜望実に対する持ち株比率は14%で、筆頭株主となった。

 太陽誘電は台湾での販売の約半分が蜜望実経由で、蜜望実の売上高の90%は太陽誘電の積層セラミックコンデンサー(MLCC)が占める。