ニュース 社会 作成日:2020年11月17日_記事番号:T00093199
台中市初の都市交通システム(MRT)路線、台中MRT烏日文心北屯線(緑線)が16日、試験営業を開始した。大幅な赤字経営が当面続く見通しで、少しでも損失を減らそうと、試乗段階からラッピング列車が登場した。
「初めてMRTに乗車した」という95歳の男性や、「これで両親に登下校の送り迎えを頼まなくて済む」と話す女子高生らが試乗を楽しんだ(台中MRTリリースより)
台中MRT緑線は12月19日に開通予定だ。12月15日までの1カ月間は試験営業期間で、悠遊卡(イージーカード)や一卡通(Iパスカード)などICカードを利用し、無料で乗車できる。
試験営業初日の16日、午前7時に▽北屯総站駅(北屯区)▽四維国小駅(北屯区)▽市政府駅(西屯区)▽大慶駅(南区)▽台湾高速鉄路(高鉄)台中駅(烏日区)――5駅から一斉に列車が発車した。運行は順調で、台中MRTの歴史は快調なスタートを切った。盧秀燕市長は台中MRT駅員の制服を着て運行状況を視察。同日の搭乗者数は延べ7万97人に上った。
運営会社の台中捷運(台中MRT)は、来年の損失額は6億5,600万台湾元(約24億円)に上り、2031年まで黒字化は不可能と予測した。31年には、台中港から台湾鉄路(台鉄)台中駅近くの台糖湖浜生態公園までを結ぶ藍線が開業する予定だ。
台中MRTは少しでも赤字額を減らそうと、早くからラッピング広告主を募集。エビ料理レストラン「易鼎活蝦」を展開する大鼎餐飲事業群や、飲食店の宅配代行サービス(フードデリバリーサービス)大手のfoodpanda(フードパンダ)など5社と契約し、約1,000万元の収入を確保した。このため、試験営業初日から色とりどりにラッピングされた列車が登場した。
今後、緑線の車両を擬人化したマスコットキャラクター「小緑緑」のグッズなどを各駅で販売し、来年の損失を6億元以下に抑制したい考えだ。
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