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茂徳科技、GDR発行計画に認可


ニュース 電子 作成日:2008年8月5日_記事番号:T00009321

茂徳科技、GDR発行計画に認可

 
 DRAM大手の茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)は4日、グローバル預託証券(GDR)の発行計画が証券管理委員会に認可されたと発表した。同社のGDR発行計画は当局に「申請内容の記載が不十分だ」としていったん却下されていた。5日付経済日報が伝えた。

 同社のGDR発行計画は一時証券管理委に申請を却下されたため、下期の資金調達計画に影響が懸念されていた。同社は「資金調達は当初計画通りに行う」と強調した。

 同社はGDRの発行で1億9,700万米ドル、無担保転換社債の発行で3億5,000万米ドル、計167億台湾元(約589億円)の資金調達を計画している。

 このほか、同社は提携先の韓国ハイニックス半導体を引き受け先とする増資を行う計画で、ハイニックスは51億元を投資し、茂徳の株式9.55%を取得する意向だ。

 米商務省は今年11月にもハイニックスに対する反ダンピング関税(23.78%)を撤廃する見通しで、茂徳への出資に向けた財政的な余裕が生まれる見通しだ。