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台湾大哥大、HTCと提携で0元携帯


ニュース 電子 作成日:2008年8月5日_記事番号:T00009325

台湾大哥大、HTCと提携で0元携帯


 台湾大哥大(タイワン・モバイル)は4日、宏達国際電子(HTC)と提携し、第3.5世代(3.5G)新型携帯電話「ダイヤモンド」の姉妹機種「P3702」を本体価格無料で投入すると発表した。5日付工商時報が伝えた。
   
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 P3702は性能がダイヤモンドとほぼ同じで、外観設計だけが異なる。本体価格無料で契約するには、月額基本料金1,500台湾元(約5,300円)とブラックベリー990型のデータサービス利用料(2年間)の支払いが条件となる。

 同プランで契約した場合、台湾大哥大の販売補助金支給額は端末1台当たり2万3,900元に達し、同社の販売補助金支給額が平均5,000元前後なのに比べ大胆だ。台湾大哥大は携帯電話端末の販売に際しての補助金支給に積極的ではなかったが、中華電信が特定の料金プラン契約を結んだ顧客にダイヤモンド携帯を最低2,990元としたことに対抗した格好だ。

 一方、HTCの周永明執行長は4日、ダイヤモンドの出荷量が発売から2カ月目となる8月中にも100万台に達するとの見通しを明らかにした。100万台達成は「HTC Touch」(通称・阿福機)シリーズの3カ月より速い達成だ。ダイヤモンドの通年販売目標に関して、周執行長は「200万台の目標は順調に達成できる」と述べた。