ニュース 社会 作成日:2020年11月19日_記事番号:T00093255
台湾では12月1日より医療機関や公共交通機関など8種類の場所でのマスク着用が義務付けられ、マスクを着用せず、注意勧告にも従わない場合は県市政府により、3,000~1万5,000台湾元(約1万1,000~5万5,000円)の罰金が科される。対象の具体例にはプールが含まれ、「どうやって泳ぐのか」と話題になっている。
遊園地もマスク着用が義務付けられる(18日=中央社)
新型コロナウイルス感染症対策本部の中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)の発表によると、マスク着用が義務付けられる8種類の場所は、▽医療・介護▽公共交通機関▽生活・消費▽教育・学習▽観覧・観戦▽レジャー・娯楽▽宗教・祭祀▽商談──に関連する場所だ。
8種類の場所の具体例には、学校やレストランが含まれなかった一方、プールやフィットネスジムがリストアップされ、議論を呼んでいる。
同センター指揮官の陳時中衛生福利部(衛福部)長は、「屋内は必ずマスク着用、屋外はできるだけ着用」を原則とし、主に不特定の人と接触する可能性のある場所でのマスク着用規定を強化したと説明した。
陳部長は、もちろんマスクを着けたままプールで泳ぐことや、ジムでのトレーニングすることを求めていないが、水中に入る前後、トレーニング機器を使用する前後の更衣室などでマスクを着用してほしいと呼び掛けた。
荘人祥報道官も、サウナやフィットネスジムなどでは全行程でマスクを着用することは不可能なため、業者は利用人数の制限や器材の設置間隔の確保により、感染リスクを減らしてほしいと呼び掛けた。
陳衛福部長は、公共交通機関でのマスク着用率は非常に高いが、夜市(ナイトマーケット)では着用率が明らかに低いと指摘。夜市は屋外で、風通しも良いが、人で混み合うため、マスクを着用し、歩きながら食べる行為は控えてほしいと語った。
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