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ASUSと高医大など、がん精密医療で覚書/台湾


ニュース 医薬 作成日:2020年11月20日_記事番号:T00093258

ASUSと高医大など、がん精密医療で覚書/台湾

 パソコン大手、華碩電脳(ASUS)は、人工知能(AI)を使ったがんの精密医療(プレシジョン・メディシン)に参入するため、高雄医学大学と同校附設中和紀念医院、ゲノム解析を手掛ける行動基因生技(アクトゲノミクス)と戦略的パートナーシップを組む覚書を交わした。20日付経済日報が伝えた。

/date/2020/11/20/09asus_2.jpgこれまでバラバラだった重要データを集結させ、医師の検証や仮設に役立て、診断の質を高める(19日=中央社)

 ASUSは自社のAI研究開発センター(AICS)が開発した技術とアクトゲノミクスの「次世代ゲノムシーケンシング検査(NGS)」データベースを活用し、高雄医学大学の「AI医療ビッグデータ検索システム」を構築する。

 ASUSの黄泰一副総裁(国際担当、AICS責任者)は「AI医療ビッグデータ検索システムで、台湾の医療機関や医師の臨床経験や研究能力を集約し、ゲノム検査情報で臨床品質の向上を支援し、将来的には新薬開発と臨床治療を組み合わせた追跡システムで精密な投薬や治療の実現を加速したい」と説明した。

 今回の提携では、ASUSのICD-10(国際疾病分類)に基づくAI推薦エンジンを導入し、AI医療ビッグデータ検索システムで電子カルテ、医学画像、生理データ、病理検査データを融合する。それにより、医師は診断所見や医薬品などの条件を入力すると、直ちに集団分析結果、個人情報を除去した形での個人の診療経過などを検索できる。