ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

《新型肺炎》新型コロナワクチン、海外メーカーと契約/台湾


ニュース 医薬 作成日:2020年11月23日_記事番号:T00093292

《新型肺炎》新型コロナワクチン、海外メーカーと契約/台湾

 中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)指揮官の陳時中衛生福利部(衛福部)長は20日、新型コロナウイルス感染症ワクチンの調達について、海外のメーカーと既に契約しており、近く予約金を支払うと明らかにした。21日付蘋果日報などが報じた。

 陳部長は、交渉で不利になるため、何社と契約したかは明かせないが、ワクチンは一定の量を確保しており、予約金の支払いが完了すれば調達が正式に決まると説明。また、他のメーカーとも交渉を進めると表明した。

 専門家は、調達量は200万~1,000万本になると予想した。

 同センターは海外メーカーとの直接交渉のほか、ワクチン共同購入の国際的な枠組み「COVAX(コバックス)ファシリティー」、台湾製ワクチンという計3つの方法で調達を目指しており、COVAXとも既に契約済みだ。

 同センターは22日、COVAX経由では来年第1四半期のワクチン取得を目指すと表明した。また、ワクチン接種の優先順位は▽医療関係者▽政府・空港の防疫関係者▽警察、憲兵▽長期介護・社会福祉施設従事者、被介護者▽軍人▽65歳以上の高齢者▽19~64歳のハイリスク疾患患者、難病患者、重大疾病者、重傷者▽50~64歳の成人──と説明した。