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情報家電の高関税回避、欧州に生産移転も


ニュース 家電 作成日:2007年6月5日_記事番号:T00000933

情報家電の高関税回避、欧州に生産移転も

 欧州連合(EU)は、輸入情報家電に相次いで高関税を課しており、早ければ今夏から液晶ディスプレイやテレビ受信用のデジタルセットトップボックスに14%を関税を設定するとみられる。

 5日付工商時報によると、台湾の情報家電業界では、欧州市場を狙うには、ディスプレイ工場の欧州進出や液晶モジュールの現地生産が必要になるとの認識が広がっており、欧州への生産移転の契機となる可能性が出てきた。

 液晶家電分野では、シャープとLGフィリップスLCDがポーランドに、サムスンがスロバキアに工場を設けるなど、現地生産による高関税回避の動きが広がっている。