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中科・第4期基地計画、彰化県に内定?


ニュース その他分野 作成日:2008年8月6日_記事番号:T00009334

中科・第4期基地計画、彰化県に内定?


 蕭万長副総統は5日、中部科学工業園区(中科)で「台湾は現在、台中、彰化を連結する『西部科学技術コリドー(回廊)』を建設中だ」と発言した。これに対し、現在5県市7カ所が誘致に名乗りを上げ、用地選定作業が進められている中科第4期基地計画について、副総統が彰化県に「内定」を与えたという憶測が出ている。6日付中国時報が報じた。

 誘致を進める雲林県の李応元副県長(民進党前秘書長)は、「選定結果は8月20日に発表される予定なのに、不公平だ」と抗議した。また、彰化県は国民党の県長だが、雲林県は民進党が県政を握っており、「選定に政治的立場を持ち込むべきではない」と語気を荒げた。

 彰化県の卓伯源県長は同日、「中科は台中県と雲林県に園区を持っており、彰化を外すのは不公平」と述べ、「当県は土地、水道、電気、民意すべてにおいて問題ない。準備はできている」と語った。一方、雲林県の李副県長は、「当県には台中県のような治安問題もなく、彰化県の持つ長所はすべて備えている」と訴えた。