ニュース 医薬 作成日:2020年11月25日_記事番号:T00093350
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は24日、ワクチン共同購入の国際的な枠組み「COVAX(コバックス)ファシリティー」の第1弾候補リストに3種類の新型コロナウイルス感染症ワクチンが含まれており、人口の10~50%に相当する230万~1,150万人分の数量を調達できる見通しと明らかにした。いずれのワクチンも1人当たり2本の接種が必要なため、実際の調達量は460万~2,300万本となる。25日付自由時報が報じた。
荘報道官は、新型コロナウイルスワクチンの調達が順調に進めば、来年第1四半期にも接種が始まると述べた(24日=中央社)
3種類のワクチンは▽米ファイザーと独ビオンテック(BNT)▽英アストラゼネカと英オックスフォード大学▽仏サノフィと英グラクソ・スミスクライン(GSK)──が共同開発中のもの。
同センターの荘人祥報道官は、どのワクチンを調達するかは決まっておらず、供給可能時期と費用が判明してから決めると説明した。
荘報道官は、COVAX経由のワクチンの予約金は現時点で1本当たり10.5米ドルだが、最終的な販売価格はメーカーによって異なると指摘。また、3種類のワクチンのうち1種類の価格は固定だが、他2種類は調達量によって変動するため、人口規模の小さい台湾の調達価格は割高になる見通しと説明した。
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