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最低賃金引き上げ、労委会が8月末に審議委召集


ニュース その他分野 作成日:2008年8月6日_記事番号:T00009338

最低賃金引き上げ、労委会が8月末に審議委召集

 
 物価高を受けた最低賃金の引き上げについて、行政院労工委員会(労委会)は8月末に最低賃金審議委員会を召集する。潘世偉・労委会スポークスマンが5日表明した。行政院は同委員会の決定を尊重するという。中央社が報じた。

 最低賃金は昨年7月、月給で従来の1万5,840台湾元から1万7,280台湾元(約6万800円)まで引き上げられたが、物価上昇が続き、さらなる引き上げを求める声が強まっている。現在ブルーカラー労働者880万人のうち、最低賃金相当額の支給しか受けていない労働者は140万人に上る。最低賃金は労働保険料金算出の根拠となるため、労委会には、基本料金引き上げにより底辺労働者の負担増につながるのではないかとの懸念がある。

 最低賃金の調整は、審議委員会での決定を受け、行政院が最終的に決議する。