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高群装卸、高雄港に物流倉庫設置


ニュース 運輸 作成日:2008年8月6日_記事番号:T00009342

高群装卸、高雄港に物流倉庫設置


 港湾物流大手の高群装卸は、高雄港に2棟目の物流倉庫を設置して、金属原料輸出センターとして中国への積み替え需要に対応する計画だ。投資額は8,000万台湾元(約2億8,000万円)。6日付経済日報が報じた。

 現在中国では、バラ積み船舶の船腹量の不足と、港湾でのバラ積み貨物のスペース不足で、多くの金属原料の輸入が滞っている。高雄港はこのため、中台間の海運直航の実現後、中国の港湾への積み替え港の役割を果たせるとされており、高群装卸では自由貿易港区の免税優遇措置を生かして商機を拡大したいとしている。

 高群装卸は1998年に高雄港の港湾運送事業に進出。その後、BOT(建設・運営・譲渡)方式で、高雄港122号埠頭(ふとう)後方の8ヘクタールの土地にバラ積み貨物物流園区を建設し、2,000坪の物流倉庫を運営している。