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五輪後の直航チャーター便、空業界が好感


ニュース 運輸 作成日:2008年8月6日_記事番号:T00009343

五輪後の直航チャーター便、空業界が好感

 中華航空(チャイナエアライン)幹部は、航空燃料価格の下落が始まっており、8月の業績は黒字転換を果たすという見通しを語った。さらに北京五輪閉幕後、中台週末直航チャーター便の増便が予測されることから、航空業界にとって下半期の業績にさらなるプラス効果が期待できると語った。6日付工商時報が報じた。
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 業界関係者によると、現在中台直航便は搭乗率が55%を超えれば赤字にはならず、これは航空業者にとって「黄金路線」とも言うべき数字だという。現在は便数に限りがあり、中国側も台湾観光を大量には開放していないが、五輪後は、開放拡大が期待されることに加え、秋の台湾人による中国観光ハイシーズン、中秋節(9月14日)の帰省利用により盛況となる見通しだ。

 交通部民用航空局(民航局)の5日の発表によると、7月分の中台直航チャーター便の平均搭乗率は87%で、うち桃園~上海線が最も人気で搭乗率は93%だった。2番人気は松山~上海線の87%。また民航局の統計では、7月に運航された直航便の便数は計144便で、台湾側は桃園国際空港の71便が最多、中国側は上海浦東国際空港の70便が最多となった。