ニュース 商業・サービス 作成日:2020年12月1日_記事番号:T00093433
国家通訊伝播委員会(NCC)がニュース専門局「中天新聞台」の免許更新を認めなかったことを不服として、同局が暫定的な免許更新などを求めた仮処分申請を巡り、台北高等行政法院は30日、審理を開始した。1日付聯合報が伝えた。
旺旺中時媒体集団の蔡衍明董事長の長男、蔡紹中総裁(中)が傍聴した(30日=中央社)
同局はこのほか、テレビ局の経営継続、これまで使用してきた52チャンネルを他局が使用しないことも求めている。
中天側の方伯勲弁護士は「NCCは中天の経営権を侵害し、重大な損害を与えた」とした上で、「最も重要なのは(旺旺中時媒体集団董事長の)蔡衍明氏の言論の自由が侵害されたことだ」などとし、現状の保全には差し迫った必要性があり、処分も違法なもので権利を侵害しているとして、仮処分を認めるよう主張した。
これに対し、NCC側の方瑋晨弁護士は「報道の自由は憲法上の第四階級であり、政府を監督するものだ。もし蔡衍明氏のような財団がメディアを買収できさえすれば、言いたいことを言っていいのであれば、それは報道の自由ではない」と反論した。
一方、NCCの陳耀祥主任委員は、現在中天が使用している52チャンネルの取り扱いについて、「現在の(検討の)進み具合からみて、52チャンネルはまず空きチャンネルとすることになりそうだ」と述べた。
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