ニュース 社会 作成日:2020年12月1日_記事番号:T00093446
南投県仁愛郷の奥万大国家森林遊楽区へと通じる道路で30日午後0時半ごろ、観光バスが横転する事故が発生。運転手、乗客21人のうち、乗客1人が死亡、20人が重軽傷を負う惨事となった。
バスが横転し、一部乗客は車外に投げ出された(30日=中央社)
奧万大国家森林遊楽区は「カエデのふるさと」とも呼ばれ、毎年秋になると大勢の観光客が訪れる紅葉の名所だ。今年も紅葉狩りシーズンに入ったばかりだった。
事故に遭ったのは高雄市の旅行会社、忘憂草旅遊趣が企画した1日ツアーに参加した観光客20人。同日午前6時半に中型バスに乗って高雄市内を出発し、奧万大へ向かった。昼食後、大きなカーブに差し掛かった際、曲がりきれずに横転した。運転手(男性、51)は事故後、「ブレーキが効かなかった」と語った。
現場に駆け付けた消防隊によると、男性1人(57)が既に心肺停止状態で、すぐに病院へ運ばれたものの死亡が確認された。この他、運転手と乗客20人のうち5人が重傷、15人が軽傷を負い、台中栄民総医院埔里分院と埔里基督教医院に搬送された。死亡した男性と一緒にツアーに参加した妻は重傷を負った。夫の安否を問われた救護関係者は「照会中」と言葉を濁すしかなかった。
横転した中型バスは、観光バス会社、高統遊覧車が保有する車両だが、実際には同社とは関係のない男性がライセンスを借りて業務を行っていたという。保守点検や車検などは適切に行われていたようで、事故を起こした車両も20日前に車検を終えたばかりだった。
事故車両の運転手は、事業主の男性が今年5~6月に雇った。2013年に大型バスの運転免許を取得していた。観光バスの運転について違反行為で処分を受けたことはないが、個人でバイクや乗用車を運転した際に信号無視やスピード違反、高速料金の未払いなど、これまでに82件の違反を犯していたことが分かっている。
運転手の事故当日の労働時間は3時間43分、前日も4時間30分で、規定違反などはなかった。普段はタクシー運転手も務めており、当局が調査を進めている。
新型コロナウイルス感染症の影響で、台湾で域内ツアーが人気となる中、忘憂草旅遊趣は今回のツアーを昼食代込みで1,390台湾元(約5,000円)と、低料金で提供していた。
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